ムーンライトオフィス資料庫

「かんざきかずと」です、「いちず」じゃないです。アイカツとかベイブレードとか、雑に。

アイカツスターズ!完結を踏まえて

ついに二年間の幕を閉じましたね。


この二年間私にも様々なことがありました。

辛い時も楽しい時もこの作品と共に歩んできました。


前作にあたるアイカツ!が幕を閉じた時はアイカツスターズ!の存在に胸を躍らせており、ポジティブな心持ちでしたが今回は歌唱担当の卒業等が重なりその声明を目の当たりにした当初はとてもショックでした。

しかし担当の方々の変わらぬ元気な姿や99・100話のゆめ・ローラを始めとする彼女らの未来向きの凛々しい姿に心を動かされ、今の気持ちはとても清々しく、胸を張っております。


私がこのシリーズに出会ったきっかけは、ひょんな事から当時交際していた彼女にフラれてしまい、傷心中にゲームセンターを徘徊していた頃にやたらとキラキラとした筐体を見つけて、「可愛いな」「ちょっとやってみようかな」という面白半分、もう半分は傷心により思考力の低下の為でした。

あの日あのコンテンツに出会い、徐々に"好きな事に真剣"に生きていく人の美しさ、格好良さ、また、何事にも代えがたい素晴らしいに気付かされて行きました。


そうして傷心からも立ち直り、順風満帆な女児としての活動を続けること数年、ふとインターネットで見かけたアイカツ!作中に出てくるSNSを模倣したmastodonインスタンス「kirakiratter.com」に出会います。


当時特にSNSもやっておらず、興味本位でユーザー登録を済まし、利用者と他愛ない話で盛り上がる中、あるユーザーとの出会いが大きく私を変えました。

彼は僕と同じ九州に在住し、同人サークルの代表を務めていました。

彼が同人イベントからの帰りの際、私の地元に立ち寄っていたようでその際に実際に顔を合わせお話させていただきました。

それから数日後、私が興味本位で「こんなTシャツを着たい」との旨と共に、お世辞にもよく出来たとは言えない漠然としたイメージと共にメッセージを送りました。

すると彼は真摯に受け止めてくれ、記憶は定かではありませんがこのアイデアをブラッシュアップして同人イベントで頒布しようと提案していたと思います。それが私の大きなターニングポイントでした。

それからは私の「こういうものがあれば使いたい、欲しい」という漠然としたアイデアを評価し、サークルのメンバーとして一緒に活動しないかと勧誘を受けました。

正直私は何のノウハウも才能もないが…と困惑していました。

しかし"ゼロから1を生み出す"ことは凄く難しい、それが出来る君は凄いと才能を見出され評価され、照れくさいながらも「私にもそういう役割が持てるのか」と思いつつサークルに参加することにしました。


初めて彼に会った当時、「物を創り出すこの人は凄い、僕にも出来たら良いのにな」と思っていた事が実現しました。

彼も何かを羨望し、憧れのバトンをどこかから受け取り、僕へと手渡してくれたのでしょうか。

彼のお陰で私の世界は広がり、稚拙ながらもこれまでのいち消費するだけの所謂"オタク"に留まらなくなりました。


アイカツ!という作品を通じて様々な事を学び、様々な出会いがあり、ここまで作品さながらの半生を歩んできました。ファンの皆さんが"人生"と形容する意味が分かります。

辛く苦しくとも自分の目指す憧れのため、それを乗り越えて行く姿は何人たりとも馬鹿に出来ません。それがどんな"コト"でも。そして必ずそれを見て心を動かされる人は少なからず存在し、また次の憧れを生むものと私は信じています。



自分語りが長くなってしまいましたがアイカツスターズ!完結 本当におめでとうございます

制作に携わった全ての方へありがとう、お疲れ様でした。最高の最終回でした。


ハルカ☆ルカ、S4入りおめでとう、俺はずっとお前を応援していた、これから舞組を引っ張っていってくれ


そしてアイカツフレンズ、ドーンと来い!