ムーンライトオフィス資料庫

「かんざきかずと」です、「いちず」じゃないです。アイカツとかベイブレードとか、雑に。

ディアステージ体験記【後編 1日目後半~2日目】

足早にお店をあとにしたのは元々、決まった時刻にフォロワー達と飲む約束をしていた為です。 

秋葉原の街を歩く足取りはどこか重く、ディアステージから発される引力にまだ囚われている様でした。
 しかし次第にその足取りは軽く、私の表情も清々しいものになっていきました。
おそらく憧れている人にようやく会えて、想いも伝えられたという事実を少しずつ認識して積年の物が肩から降りたのでしょう。 
そしてお店でのやりとり、店舗のシステムの説明を受けている中でリス子さんは「今日は出勤じゃないけど、明日は出勤だから一緒にチェキが撮れるよ」という言葉。これを聞いた事を思い出して、(明日も行こう)と心を躍らせていたからだと思います。 
しかしガード下を抜けたあたりから異変が起きました。 何故かテンションが上がらない。下がっている訳でもない。 軽い足取りも束の間、秋葉原の地がまるで泥沼となってしまったかのように足取りがまた重くなってしまう。
自分の心に何が起きているのか理解できないまま無心を装い、ようやく予定していたお店が見えてきました。 
真顔でエレベーターに乗り、入店。 先に飲んでいるフォロワー達を見つけ、テーブルに入れてもらう。
喉から声が発せないことにここで気が付きました、精一杯声をひねり出して挨拶もそれなりなままお酒を注文。
フォロワー達が僕になにか声をかけるが全く耳に入りませんでした。とりあえず煙草でも吸うか、と思い取り出し咥えて着火する。
 
最初のひと吸いをしたきり、気が付くと私は突っ伏して声を押し殺し、涙を流していました。
 私にはこれが何の涙なのか分からず、ただひたすらに枯れるまで涙を流すことしかできませんでした。 
おそらく、積年の悲願を成し遂げた感動がじわりじわり心に積もり、決壊した為に流した涙のかと思います。 
フォロワー達の「良かったね」との慰め(?)もあり落ち着きを取り戻し、お店でどんなやりとりをしたか、など話しました。
その中でも「写真で見るより凄く綺麗だったし、めちゃくちゃ色気が凄かった。」ということ。
これだけは皆様にお伝えしたいです。
そして翌日チェキが撮れるので行きたい、と言った旨を同じ卓にいたサークル代表に打ち明けると意外にも快諾。
明日の売り上げで行ってこいとのこと。 それを聞いたサークルを手伝うことになっていたフォロワーが僕の頒布物を事情と共に宣伝。 
しばらくするともう1人フォロワーが来て、通常のテンションに戻っていたので「明日は頑張ろう」と意気込みの元、しばらく楽しい時間を過ごし、サークル代表とホテルへと帰りました。 
 
そんなこんなでこの日のお話は終わりです。 
 
なみに飲んだお店は晩杯屋というチェーン店なのですが、非常にメニュー豊富かつ爆安なので都内近郊の方で行ったことのない方は是非一度。 
 
 まだ続きます。
 
2018年3月4日
前半は割と関係ない話が続きます。出来る限り簡潔に書きますが読み飛ばしていただいても構いません。 
 
二度寝していたところを代表に起こされた記憶があります。 シャワーを浴び、蒲田へと向かいました。 途中荷物の受け取りがあるとのことで代表と分散。 
そしてサークルスペース設営のメンバーが遅刻するとのことで軽くパニックに。 
Twitterでその旨をぼやいていると1人のフォロワーが時間が空いているので手伝えるとリプライを下さいました。 
そのおかげもあり設営はなんとか終了。*1久々に会う方達と挨拶などを交わし、開場まで時間を潰しました。 
開場してからは割とゆったりと過ごし、たまにスペースを抜けては会場をぶらついていました。
その中で昨日の宣伝を見て、挨拶を兼ねるような感じで頒布物を買っていってくれるフォロワーと多数お会いしました。
皆それぞれに「ディアステ行ってこいよ!」とか「絶対チェキ取ってこいよ」などと叱咤激励(?)してくれました。
そしてお昼を過ぎた頃に端末に「そろそろディアステージ行くぞー」と前日約束を取り付けていたフォロワーからの連絡。
想像より早かったので代表も少し驚いていました。正直撤去丸投げで申し訳なかったです。 退散する準備をして、スペースにはメモ書きとリボーンズガンダムを「私の代わり」として会場を後にしました。
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(赤が主体で神の搭乗する機体。これって正に神崎美月、ささかまリス子ではありませんか?)
 
そそくさと秋葉原に向かいコインロッカーに遠征での大きな荷物を叩き込み、開店までの時間にHeyのアイカツコミュニケーションノートに足跡を残したりしました。
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(○○だよ構文きらい)
そしてこの日はディアステージに所属するSTAR☆ANISのメンバー*2が勢揃いしているひなまつりにちなんだイベントのようで、既に店舗の前に列が出来ていると聞き、足早に店舗へと向かいました。
体感時間で1時間位はお店の前で待機していたと思います。時々中からキャストが様子を見に来ては行列に驚いているように見えました。無理もないですよね、イベント終わりにオタクが大挙しているんですから。
出勤表を見るとSTAR☆ANISのメンバーは全員3階スタンバイ。これは3階に何としても行かなくては。(ディアステージのシステムは割愛します)
ゾロゾロと入場が始まり、あせあせと財布から入場料の1000円を取り出し、握りしめていました。
そして入場しました。受付に入場料を渡し、ドリンク引き換えの役割を持つバッジを受け取り、はやる気持ちを抑えて階段を登り3階へ。
2階の入口に立つキャストを素通りするのは少し心が痛みました。
 
そして3階に辿り着き私は自分が見ている光景に驚愕し、声にならない声を上げました。
ディアステージというモノをあまり知らなかった私から正直な感想を申し上げますと、「何故あの人達(歌唱担当)がバーで勤務しているんだ、なんだこの異常空間は、入場料1000円ぽっちでいいのか?これから身ぐるみ剥がれるまで高いメニューを買わされるのか?」と言ったものでした。
 
フロアに足を踏み入れるやいなや美谷玲実さんがカウンターを挟んで目の前にいました。
思わず「うわ!うわ!」と声を上げる私。
そして横に目をやるとリス子さん。1回しか顔を合わせていないのにこの異常な空間においてはその1回が何事にも代え難い安心感を生んでいました。
このあたりでリス子さんのアナウンスがあったと思います。内容は「本日は混雑を予想しているので通常とは違う営業の形式」と言ったものであり、2階、3階への入場は本来チャージ制なのですが、開店直前にリス子さんの判断で今回無制限の措置を取ったらしい。神采配としか言いようがない。
それから私は特に意味のある言葉も発することなくドリンクオーダーの列に流されていました。すると愛野えりさんが私のすぐ横を通り過ぎていきました。あの瞬間確かにえりさんからはピンク色のキラキラしたオーラが溢れていました。綺麗なオーラの軌跡からはほんのりといい香りがしました。あの香りは今でも"愛野えりさんに相応しい香り"としか形容できません。
受付で生ビールを注文し、リス子さんのランダムチェキを1枚買いました。
受付から横にずれると市倉有菜さんがいました。
 
ここから閑話休題気味に少し下品なお話が挟まります。読み飛ばしていただいて構いません。
 
ゆなさんを見て気づいたのですが
キャストの衣装が異常に性的。
チャイナテイストで胸元の主張が激しい。
ゆなさんから受け取ったビールを飲んでいる間、終始どれだけ「見るな、見るな」と意識しても視線が言うことを聞いてくれませんでした。
そしてなんとかカウンターの角を確保し、卓にへばりつきずっと忙しそうにドリンクを制作するリス子さんを見ていました。
何回も言いますけど入場料安すぎませんか?アド取れまくりですよ、この時点で。
下の収納が冷蔵庫になっているタイプのテーブルなので物を取るためにかがみますよね。
何がとは言いませんがゆなさんと比べてリス子さんはとても控えめでした。そこがまたいいんですよね。それがポンコツ気味美人としての説得力を高めている。
(はてなブログって文字に訂正線引けないんですかね。)
 
 
 
さて、話を戻します。
フォロワーさん達と固まっていると霧島若歌さんがやって来てこちらの集団に声をかけてきました。
声がとても可愛らしかったあまり「えっかわいい!なに!?わかさんかわいい!くぅ……」と半狂乱になっていました。それが精一杯でお話はできませんでした。
このあたりでフォロワーさん達は1階へとライブを見に行ってしまいました。
酩酊している私はただただカウンターにへばりついていました。
 
ぼーーーーっとリス子さんを見ているとこちらに笑顔で手を振りながら歩み寄ってきました。
既に軽く寄っている私は「わー!」と分かりやすい喜び方で手を振り返しました。
「こんばんは~今日芸カだったんだね?」
まさかリス子さんの口からその言葉を聞くとは思いませんでした。先日の配慮は杞憂に終わりました。
「いやー、2回目のサークル参加だったんですけど不慣れなんで疲れました~」と隙あらば自分語り。
「へえサークル参加してたの!すごいね~」
私はサークル参加した上でこの返しが1番の成果だと思いました。
 
またしばらくぼーっとしているとゆなさんが話しかけてきました。
「こんにちは!」
僕もすかさず「こんにちは!」
「はじめまして!ゆなです!」
間髪入れず「はじめまして!知ってます!会えて嬉しいです!」と返すと、「わあ~」とゆるいリアクションで喜んで(?)いました。
間近で見るゆなさん、とてもセクシーな方でした。
 
時刻は18時を過ぎた頃。手元にあるパンフレットには19時よりリス子さん、ゆなさんとツーチェキが撮れるとの案内。
少し早めの30分前くらいには待機しておこうと思い、それまで酩酊状態でひたすら歌唱担当の皆さんを眺めて悦に浸っていました。
れみさん、とっても身長が低いようでした。
かなりの厚底を履いていてなお僕と同じか届かないくらいだったので私が抱いている印象とギャップがありとても可愛らしかったです。
上花楓裏さん、サイドテールのイメージが強かったのですがツインテールでした、なんかその、一言で表すとあざとかったです。
 
そろそろ1階へ降りようか、と思いフロアをうろつきました。自分がどこからこのフロアにやってきたか一瞬わからなくなりました。
 
1階へ降りるとライブの最中でした。
幸い私はMIX・コールを多少なりとも心得ているので時間までワーワー楽しみました。
ここでふうりさんの生歌を聞けたのは思わぬ収穫。
 
フロアの照明が灯され。ツーチェキのアナウンスが流れました。
私はありったけのお金を握りしめ、「ええい、受付はどこだ、もう待ちきれん」と言わんばかりにフロアをうろうろとしていました。
 
列形成が始まり、幸運にもかなり前半の方に並ぶことが出来ました。
短い時間でどんなことを話そうか、悔いだけは絶対残すまいと目を瞑りただただ自分の番を待っていました。
キャストのお兄さんが私に「どうぞ」と声をかける。
私は3000円を渡し、3枚ともリス子さんで。と伝えました。
正直直前までゆなさんとも撮ろうかと決めかねていました。しかし次いつこんなチャンスが巡ってくるか分からない私は断腸の思いでリス子さんを選びました。おそらくあの時どんな選択をしていても私には後悔の念が残っていたと思います。これだけはどうしようもない。
 
先のお客さんと撮影が終わったリス子さんが「どうぞ~」といいつつトテトテと駆け寄ってきます。
そして僕の頭を指さすやいなやキャストのお兄さんに「おそろい~、リス子と同じにしたんだって~!」と話していました。
本当に良かったです。髪の色に関して寛容な職場で。
そしてステージの方に連れていかれました。
このあたりで動悸が尋常ではなく、撮影前に胸を抑え「いや、ヤバイ、本当にヤバイ、今からツーチェキ撮れるんか…」と感嘆の声を漏らしました。
それがリス子さんに聞こえていたかは分かりません。
リス子さんは「じゃあまず普通にピースしよっか」と提案、流石リードが上手い。
これはガチガチになりつつもまあなんとかこなせました。
「次は美月さんのポーズしよ?」と提案。
ホントにあんたって人は…もう……聖母か……推しを把握提案してくれるなんて…アンタは……アンタは……とひたすらに心の中でガッツポーズを取っていました。
少し空気になれていたので楽しく映ることが出来ました。
そして最後の3枚目、これが問題でした。
 
「じゃあ最後はハートつくろっか」
 
「ハートつくろっか」
 
その言葉を聞いた瞬間に頭が真っ白になりました。
 
とりあえず平常心を装い、「最後グラサンつけていいすか?」といつものふざけたノリを持ち出し、サングラスを装着し、左手をリス子さんの右手へと近づけました。
俺なんかがこの人の指先に触れていいわけがない、指先一つ触れてみろ、俺が俺を許さない。
手の震えが止まりません。ただ2人で記号を形取るだけだろ。と必死に言い聞かせます。
それでも左手はいうことを聞いてくれず、ただひたすらに震えていました。それは動揺なのか喜びなのか誰にもわかりません。
 
リス子さんはそんな内心デロデロの僕を気にもせず「これぞアキバって感じだね!」とニコニコ。わざと汲み取ってないのか気づいてないのか。
 
カメラから写真が排出される少しのあいだにリス子さんは僕の首元のネックレスに気が付き「それは?」と首をかしげていました。
僕が付けていたのは何処を探しても見つからなかったので自分で作った理想の"赤い""月の形"のネックレスです。
それを「自分で作ったんですよ、どこにもないから。美月の月と、美月とリス子さんふたりの「赤」で。」と説明しました。
気持ち悪いと思われてもいい。そんな思いで包み隠さず真剣に説明しました。
凄いね、とリス子さんは笑顔を浮かべていました。
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そして先日の来店時に僕が感動のあま声を上げていた件について、リス子さん直々に「昨日は凄かったね~みんな感動してたよ」と再度お話をしていただきました。
 
そしてチェキを受け取り、最後に「本当にありがとうございました。いつかまた必ず、必ず来ます。」と深々と一礼をし、フォロワーさんたちと少しだけ挨拶がてらお話をし、1度も振り向くことなくお店を後にしました。これ以上この空間にいたら帰れなくなってしまう気がして。
 
秋葉原駅に向かう途中、先程受け取った3枚のチェキを荷物の中から取り出して手に取ってみました。
3枚のチェキの中に映る私とリス子さん。
この3枚の写真が私とリス子さんが出逢った事を証明してくれる唯一無二の証拠。
 
それを見つめているとふととある楽曲のフレーズが脳裏をよぎりました。
 
it's time now see me now
やっと出逢えたんだね
 
 
街中なのに涙がボロボロと溢れて止まりませんでした。
先日とは違う。確固たる意志を持って言えます。
「やっとここまで漕ぎ着けた」
「その証を私は今手にしている」
という歓喜の涙でした。
 
 
山手線の中でも涙は止まりませんでした。
 
3枚目のガタガタのハート、引きつった笑顔のグラサン。私らしいなって思いました。
 
 
いつか必ずハートを完成させるその日まで。
 
 
以上をもちまして、2日間にわたる私の体験は終わりです。
長々とお付き合いありがとうございました。
 
アイドルとファン、というと軽々しく聞こえるかも知れませんがファンの存在は私達が思っているよりもずっと大きな存在なのかも知れません。私の心が誰かの心を動かしている瞬間を目の当たりにし、そう確信しました。
きっかけや理由はどんなことでも誰かを応援、支えることはそれを受ける人にとってはとても心強い武器になるんだなと身をもって体感しました。
 
ところで何故帰りのタイミングでアイカツ曲じゃなくてUVERworldの曲が思い浮かんだんでしょうね、「そこはpreciousちゃうんかい」と後日知人につっこまれました。
生粋のガンダム好きが災いしたんでしょうね。

*1:この場をお借りしてお礼申し上げます。あとモバイルバッテリー借りパクしてすみませんでした。

*2:わか、ふうり、ゆな、れみ、えり、りすこ

【EXVSMBON】シャッフルで勝ち越す為に

筐体の稼働回転率が高く、1人でも気軽に遊べる事からシャッフルのプレイヤーは少なくないかと思います。

しかし戦績を見る限りお世辞にも良いものとは言えないプレイヤーを多く見ます。

そんな頭を抱えるプレイヤーの糧になれば・また基本ソロプレイヤーの自分が初心に帰るためにも個人的に意識すべきシャッフルで勝ち越していく為に覚えておくと役立つ(かもしれない)事を紹介していきます。


1:相方がいる前提の立ち回りをしない

ざっくばらんに言って味方を信用した動きするなということです。

悪い意味ではなく、連携の取れない対戦形式においてカットやクロスが"来るもの"と思った上での択選びは大抵無駄に終わることが多いです。(噛み合う事の方が稀であり、さらにそれが狙って起きたものとは断言しづらい)

ので基本的に自分の力でダメージを取り、攻撃をかわしていく必要があります。

序盤はダメージにこだわらず、回避に重きを置いた牽制から始め、場の流れや相方の状況に応じて敵チームを削る役を買うか相方に譲るかを判断しましょう。

相方を信用するなとはいいますが味方は味方。編成などにより変わりますがある程度役割を持ってお互いがお互いの勝ちのために動き、その上でたまたま連携が取れたならラッキー、という心構えでプレイしましょう。


2:E覚醒の使い方

シャッフルにおいて使いやすいコストの2500と異常なシナジーを見せるE覚醒ですが、良くE覚醒を選択し、次の被弾で半覚醒が溜まる、または既に半覚醒を持っているタイミングで「保険がある」と言わんばかりに甘い立ち回りをし、被弾確信で覚醒を連打し抜け覚醒を起こすプレイヤーを見かけますが、「負けたいの?」と言われてもしょうがないかと思います。

低コストが高コストと対峙し、噛まれたのでE覚醒を連打、泡沫の覚醒を終えてしまう…

コスト差による基本スペックで負けており、更に相手はまだ覚醒を控えている・またはFかS覚醒の真っ只中

切り札を雑に切った上まだ相手の独壇場に荒らされる、この後どう試合を覆すのでしょうか…


今抜け覚醒に頼っているプレイヤーの方は受動的に覚醒するのではなく能動的に覚醒を使い、"能動的"に使う覚醒の勝手を把握して行くいいかと思います。

まずE覚醒通常覚醒の恩恵を存分に受けるつもりで相手とのドッグファイトの終盤(つまり、お互いブーストがないタイミング)で使ってみましょう。

そこで1ダウン取れれば本来取られていたかもしれなかった150ダメージを取られずに済み、さらに覚醒の補正も入ったダメージで200こちらが取れるとしましょう。

単純にこの時点で相手チームと実質350ものアドバンテージを獲得したことになります。(取られなかった150+こちらの取った200)

いわゆる覚醒絡みのデスコンボ並みの数値です。

さらに無被弾で終えることにより残された耐久での被弾蓄積、被撃墜蓄積でシステムによって溜まる覚醒をフルに拾うことができます。抜け覚醒で減る分の耐久値すら次の覚醒に回し、また同じ手法を取れれば累計で700ダメージのアドバンテージです。高コスト1機体分です。

こう書くと、考えなしの抜け覚醒でどれだけ勝ちへと遠ざかっているかわかるかと思います。

どのキャラクターでもある程度能動的に覚醒を使い、流れをこちらに引き寄せることは可能です。筆者のオススメはトールギスIIです。良好な機動性と素直な武装で非常にドッグファイトをこなしやすく、最後の一手に覚醒を使い、BD格闘でカットされづらくアドバンテージを刻むことが出来ます。もちろん単純にズンダでも安定した火力を叩き込めます。


3:プレイするに当たっての姿勢

・環境で強いと言われているキャラから比較的癖のないキャラを選択する

・真剣に1戦1戦を消化する

・真剣になりすぎない

・負けたら反省する

これは完全に筆者個人の思う理想のプレイスタイルですので差はあるかと思います。

まずは「環境で強いと言われているキャラから比較的癖のないキャラを選択する

これはゲームの重要なノウハウを学んでいく上で"それ"が遂行(強いので択が通りやすく、実感しやすい)出来るのでかなり重要かと思います。

「あのキャラが好きだから嫌!」とか「○○(有名コテ)の○○(任意の機体)に憧れてるから○○ひたすら使う!」という気持ちもわかります。

しかしそういうプレイヤーは尋常ではない努力か類まれなるセンスの裏付けありきの強さなのでまずは素直に強いキャラクターからゲームを学ぶ事をお勧めします。

それから好きなキャラクターを煮詰めても遅くはないし、むしろ色々なキャラクター・環境キャラを触っておくことで自らの糧になります。


「真剣に1戦1戦を消化する」。

これは同じ総戦数でも勝率や階級を見比べると如何にそれが成せているかが分かります。

例えば足の止まる武装を出した隙を突かれた試合があれば次の試合でその武装を入力するタイミングを工夫してみる。とか


このゲーム上達の方程式は「質」×「量」です。

ひとつの試合から如何に経験吸収し、次に活かすかということが大切です。


「真剣になりすぎない」

筆者は過去このゲームをとても真剣にやり込み、部活同然の姿勢で打ち込んできましたが、友人に叱責されていくうちに「僕はお金を払ってなぜストレスを買っているのだろうか」と熱が冷めてしまい、一時期ゲームを引退しました。

"たかがゲームでありされどゲーム"なのです。

たまには肩の力を抜いて好きな機体を愛でるもよし。オンとオフが大切です。


「負けたら反省する」

これは2つ目と似ていますがオンライン対戦にありがちな足を引っ張られたので「助かりました」と通信を連打する、捨てゲーするなどの行為に対しての節が大きいです。

もしそういった通信を送られたら素直に今の試合の何がいけなかったか反省し、少しでも味方と共に勝利を勝ち取れる立ち回りを身につけましょう。

怒り狂って同じレベルになってしまっては正常な判断がつかなくなり、以降の勝てる試合も逃してしまいます。



私の心がけていることは以上となります。

これが少しでも誰かの糧に、またプレイヤー全体の水準の向上に繋がれば僥倖です。

アイカツスターズ!完結を踏まえて

ついに二年間の幕を閉じましたね。


この二年間私にも様々なことがありました。

辛い時も楽しい時もこの作品と共に歩んできました。


前作にあたるアイカツ!が幕を閉じた時はアイカツスターズ!の存在に胸を躍らせており、ポジティブな心持ちでしたが今回は歌唱担当の卒業等が重なりその声明を目の当たりにした当初はとてもショックでした。

しかし担当の方々の変わらぬ元気な姿や99・100話のゆめ・ローラを始めとする彼女らの未来向きの凛々しい姿に心を動かされ、今の気持ちはとても清々しく、胸を張っております。


私がこのシリーズに出会ったきっかけは、ひょんな事から当時交際していた彼女にフラれてしまい、傷心中にゲームセンターを徘徊していた頃にやたらとキラキラとした筐体を見つけて、「可愛いな」「ちょっとやってみようかな」という面白半分、もう半分は傷心により思考力の低下の為でした。

あの日あのコンテンツに出会い、徐々に"好きな事に真剣"に生きていく人の美しさ、格好良さ、また、何事にも代えがたい素晴らしいに気付かされて行きました。


そうして傷心からも立ち直り、順風満帆な女児としての活動を続けること数年、ふとインターネットで見かけたアイカツ!作中に出てくるSNSを模倣したmastodonインスタンス「kirakiratter.com」に出会います。


当時特にSNSもやっておらず、興味本位でユーザー登録を済まし、利用者と他愛ない話で盛り上がる中、あるユーザーとの出会いが大きく私を変えました。

彼は僕と同じ九州に在住し、同人サークルの代表を務めていました。

彼が同人イベントからの帰りの際、私の地元に立ち寄っていたようでその際に実際に顔を合わせお話させていただきました。

それから数日後、私が興味本位で「こんなTシャツを着たい」との旨と共に、お世辞にもよく出来たとは言えない漠然としたイメージと共にメッセージを送りました。

すると彼は真摯に受け止めてくれ、記憶は定かではありませんがこのアイデアをブラッシュアップして同人イベントで頒布しようと提案していたと思います。それが私の大きなターニングポイントでした。

それからは私の「こういうものがあれば使いたい、欲しい」という漠然としたアイデアを評価し、サークルのメンバーとして一緒に活動しないかと勧誘を受けました。

正直私は何のノウハウも才能もないが…と困惑していました。

しかし"ゼロから1を生み出す"ことは凄く難しい、それが出来る君は凄いと才能を見出され評価され、照れくさいながらも「私にもそういう役割が持てるのか」と思いつつサークルに参加することにしました。


初めて彼に会った当時、「物を創り出すこの人は凄い、僕にも出来たら良いのにな」と思っていた事が実現しました。

彼も何かを羨望し、憧れのバトンをどこかから受け取り、僕へと手渡してくれたのでしょうか。

彼のお陰で私の世界は広がり、稚拙ながらもこれまでのいち消費するだけの所謂"オタク"に留まらなくなりました。


アイカツ!という作品を通じて様々な事を学び、様々な出会いがあり、ここまで作品さながらの半生を歩んできました。ファンの皆さんが"人生"と形容する意味が分かります。

辛く苦しくとも自分の目指す憧れのため、それを乗り越えて行く姿は何人たりとも馬鹿に出来ません。それがどんな"コト"でも。そして必ずそれを見て心を動かされる人は少なからず存在し、また次の憧れを生むものと私は信じています。



自分語りが長くなってしまいましたがアイカツスターズ!完結 本当におめでとうございます

制作に携わった全ての方へありがとう、お疲れ様でした。最高の最終回でした。


ハルカ☆ルカ、S4入りおめでとう、俺はずっとお前を応援していた、これから舞組を引っ張っていってくれ


そしてアイカツフレンズ、ドーンと来い!

ディアステージ体験記【前編 1日目】

いくつかの方に触発され、ブログを開設したはいいが特に記す事が思い浮かばないので記憶の限りに下記リンクから閲覧することが出来る私が初めて秋葉原にお店を構えるDearStageに立ち入ったお話を詳しく書こうかと思います。

お付き合い頂ければ幸いです。

https://twitter.com/kanzaki0813/status/971082604408594433?s=21

 

まず初めに、私はアイカツシリーズのファンを4年程続けており、神崎美月、そしてその歌唱を担当するささかまリス子さんのファンです。

特に行動力もないので地元でアニメを観、ゲームを遊ぶ位の普遍的な消費しかしないファンであり、作品に携わった人間をこの目で見るなんてこの先一生だろうな、と思っているような人間でした。

しかしある時にある人物に出会い、代表を務めるサークルに招かれ創作活動をさせてもらい、曰く、「1を2にするのは簡単、ゼロから1を生むのは難しいよ」と私の小さな才能を買って頂き、代表の手回しもあり行動力も伴ってきた頃のお話です。

 

2018年3月3日

私は同人サークルのメンバーとして、翌日に控えるアイカツ!オンリーイベントの為都内へと来ていました。

前日ということもあり滅多に会えないフォロワー達と遊ぼうということで秋葉原をぶらつき、ゲームセンターでフォロワーと共通の趣味であるゲームで遊び、とても楽しいひとときを過ごしていました。

ふとした瞬間にスマートフォンがやたらと何かを通知しているのが目に入りました。

『りすこさんいるよ』の文字。

ゲームセンターにたどり着く前に数人のフォロワーがディアステージに行ってる模様をTwitterのタイムラインで見ており、そのメンバーからのリプライでした。僕は内心「いやいやwそんな都合良いことないでしょ、とりあえずアイツ釣ろうって魂胆でしょw」と、前述したようにアイカツに携わった人、歌唱担当に会えないまま終わってしまうんだろうなという強迫観念に半分囚われて信じる事が出来ませんでした。

少し心にモヤモヤとした何かを抱え僕はフォロワーと共にゲームセンターを出ました。

おもむろに財布を確認。一応お金はある。

半信半疑のまま僕はサークルの代表にメッセージを送り、返事も聞かずフォロワーの先導の元ディアステージまで連れて行ってもらいました。f:id:k_k4zt0:20180329042009p:plain

 

店舗へ距離が近付くと共に歩調と鼓動が早まっていたと思います。

日も沈んでおりネオンがピカピカと光る分かりやすい建物を見つけるやいなや無我夢中でドアを押し開けました。

「いらっしゃいませ〜、はじめてー?」

入店してすぐにキャストの子に声を掛けられました。

「はい、初めてです、これ」

事前に聞いていた入場料を手渡す。

すると店舗の説明が始まった

「これがなんとかかんとか〜」

正直(いいから早くしろ)としか思っていませんでした。

一通り説明を聞いたあと囃し立てるように僕は「あの、リス子さんのファンなんですけど、いま知り合いから連絡があっているからこいって言われて来たんですけど」と、お前に興味はないから推しを出せと言わんばかりに。

するとキャストの子は「おっ、そうなの?リス子さんならあそこにいるよ!ほら私なんていいから行っておいで!」と指を指す。

ふと目をやるといつも画面を介して平面でしか見てない憧れの人が確かに"そこ"でお客さんと談笑していました。(キャスト…お前なんていいやつなんだ)と思いながらぺこりと一礼、早歩きで彼女の元へと向かいました。

 

「り、リス子さん!」

お客さんとの談笑を終え踵を返しバーカウンターへと向かうリス子さんへ確実に届く様に緊張でこわばった喉から精一杯声を上げました。

その声に反応し、長い髪をフワリとなびかせてこちらを振り向き可愛らしく笑顔で首を傾げるリス子さん。

呼びかけたはいいが第二声を考えていない・緊張が最高潮に達し「あの、ほ、本物ですか!!」とよく分からない質問を投げかけてしまいました。

すると周囲のキャスト、お客さん大爆笑。「これ偽物だよ!」など囃し立てる中でリス子さんもひとしきりおかしそうにした後「本物だよ」としっかり返答。その返答や時間の経過で徐々に事態を把握して「うわあ…すげえ……すげえよ…やっと逢えたんだ……僕、リス子さんのファンで、ずっと会いたかったんです!!」と感嘆の声を上げる。

するとリス子さん、少し驚いているような感じで反応。

「武道館後に来てくれた感じかな?」という旨の質問。

残念ながら私は武道館ライブに行っておらず、今回の遠征は二次創作のイベントの為。しかし流石にそれを話すのは不味いかなと思い、仕事で行けませんでしたと返しました。

リス子さんはカウンターの奥へ。

 

この辺りから目の前で起きている事態の凄さに足や手が小刻みに震え始めたと思います。

初めて来店することを知ったお客さんの1人が「携帯サイトの登録をしておいた方がいい」というので話半分上の空で携帯端末を取り出してガタガタと震えていました。

ドリンクの提供かなにかが終わったのかリス子さんはまたこちらへ出て来ました。

「止まんないんすよ、止まんないんす」と警察24時の脱法ハーブ男並の感想と共に震えの止まらない両手を見せる。

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「そんなに喜ばれるとこっちまで嬉しくなるなぁ〜」とリス子さんは笑顔で言う。

そしてお店のシステムをよく聞いてなかったので改めて質問を兼ねて芸能人と遭遇した田舎者オーラ全開で「ここって握手とかってダメなんですかね?」と質問、なんか雰囲気でダメなのはわかってるけどやっぱり言ってみたいですよね、芸能人に会ったら。

すると「あっそっか初めてだもんね、じゃあ説明するね」とリス子さん直々にお店のシステムを説明してくれました。(さっきのキャストなんかごめん)

正直リス子さんに説明を受けるだけで入場料に対してとてつもないお釣りが返ってきた気がして仕方ありませんでした。

一通り説明してもらったのでお礼をし、一旦落ち着こうと思い説明の中にもあった携帯サイトの登録を進めることに。

この辺りでリス子さんは別のフロアへ。

ポチポチと登録を進めているとリス子さんは1階へ戻ってきました。

するとキャストの子が僕の端末にぶら下がってるアクリルキーホルダーを見て

「あ!リス子さんこれみて!」と声を上げる。

少し前に手に入れたリス子さんのアクキーだ。

「あーこれクリスマスのだよね!」とリス子さん。

「待ち受けもですよ!あ!リュックもすごい!」とキャスト。

僕の後ろへ回り込みリュックをマジマジと見るリス子さん。「本当だ美月ちゃんがいっぱい!あ私もいるw」

承認欲求の満たされ方の質が高過ぎてどうにかなりそうでした。

 

リス子さん、オーダーかなにかのためにスススっとカウンターへ。

するとキャスト「リス子さんのどういうところが好き?」と質問してきた。

「美月推しなんですけど、美月に相応しい女王たる立ち振る舞いがかっこいいのと、あと失礼かもしんないですけどオフの時ものすごくアホっぽそうなとこです」と答えた。これは本当に僕が思っている事だ。誰がなんと言おうとそのポンコツ気味な匂いが魅力なんだ。

なんとキャスト曰く間違ってないそうだ。「そういう可愛いとこあるよ」と。

作業を終えたリス子さんがこっちに戻ってきてくれた。

やはり多少なりとも気を遣ってお話しに来てくれたんだろうか。

「あの、元々美月推しだったんですけどある時にリス子さんを知ってからずっとカッコイイな綺麗だなって思って好きだったんですけど、写真で見るよりずっと綺麗で可愛いですね!髪のツヤとか凄いです!」というとリス子さんは照れくさそうに髪の毛をいじいじしていました。私は入場料に対してどれだけお釣りを貰うのか。

 

しばらくして落ち着いてから1人でカシスソーダ*1を飲んでいると肩を叩かれました。振り向くとフォロワーの絵師さんでした。

「お疲れ様です、後ろで見てましたけど死ぬんじゃないかな…って思ってみてました」

1番推してるアイドルと1番推してる絵師に会えてもう明日死ぬんじゃないかな僕は、と幸せを噛み締めました。

しばらくその絵師さんとディアステージは"ヤバい"という話で盛り上がりました。

 

それからひとりで呆然と立ち尽くしていると上のフロアから別のフォロワーがやってきました。

安心感で気が緩み、何気ない会話や接近がどうだったかだの会話しているとリス子がスーッと通り過ぎました。

するとフォロワー「リス子さーん!こいつ!地方からきたリス子さんのファンだよ!」と援護射撃でリス子さんをこちらへ引き寄せる。

「うん!さっきお話したよ!」

VSシリーズ*2においてガンダムエピオン*3が最も性能を発揮する距離以上の近距離*4に3回もリス子がいることに感動しつつ(時間もチャンスもそろそろかな…)と直感が告げるので意を決して

「そういえばどうしても伝えたいことがありました」と切り出す。

「今まであんまり身だしなみとか気にせず普通だったけどリス子さんに憧れて初めて髪の毛染めてみたりしたんですけど楽しいですね、それと武道館行けなくてごめんなさい。ずっとリス子さんのことが好きです。これからも応援してます、頑張ってください。

そう伝えるとリス子さんは「ありがとう」と聖母のような微笑みで真摯に受け止めてくれました。

物凄く照れくさくて、良かったな、というフォロワーの背中に隠れたかったです。

リス子さんも行ってしまったので、店舗の外で煙草を吸いながらうわの空で出来事を思い返し、謎のノスタルジーに浸って、お店を後にしました。

 

後編に続きます。

https://ichizu-moonlight.hatenablog.com/entry/2018/03/31/022454

*1:色がリス子さんのイメージカラーなので愛飲している

*2:バンダイナムコゲームスの送る最高で最低のゲーム

*3:射撃武装を一切持たない近距離戦闘専用モビルスーツ

*4:要は超至近距離