ディアステージ体験記【後編 1日目後半~2日目】
足早にお店をあとにしたのは元々、決まった時刻にフォロワー達と飲む約束をしていた為です。
【EXVSMBON】シャッフルで勝ち越す為に
筐体の稼働回転率が高く、1人でも気軽に遊べる事からシャッフルのプレイヤーは少なくないかと思います。
しかし戦績を見る限りお世辞にも良いものとは言えないプレイヤーを多く見ます。
そんな頭を抱えるプレイヤーの糧になれば・また基本ソロプレイヤーの自分が初心に帰るためにも個人的に意識すべきシャッフルで勝ち越していく為に覚えておくと役立つ(かもしれない)事を紹介していきます。
1:相方がいる前提の立ち回りをしない
ざっくばらんに言って味方を信用した動きするなということです。
悪い意味ではなく、連携の取れない対戦形式においてカットやクロスが"来るもの"と思った上での択選びは大抵無駄に終わることが多いです。(噛み合う事の方が稀であり、さらにそれが狙って起きたものとは断言しづらい)
ので基本的に自分の力でダメージを取り、攻撃をかわしていく必要があります。
序盤はダメージにこだわらず、回避に重きを置いた牽制から始め、場の流れや相方の状況に応じて敵チームを削る役を買うか相方に譲るかを判断しましょう。
相方を信用するなとはいいますが味方は味方。編成などにより変わりますがある程度役割を持ってお互いがお互いの勝ちのために動き、その上でたまたま連携が取れたならラッキー、という心構えでプレイしましょう。
2:E覚醒の使い方
シャッフルにおいて使いやすいコストの2500と異常なシナジーを見せるE覚醒ですが、良くE覚醒を選択し、次の被弾で半覚醒が溜まる、または既に半覚醒を持っているタイミングで「保険がある」と言わんばかりに甘い立ち回りをし、被弾確信で覚醒を連打し抜け覚醒を起こすプレイヤーを見かけますが、「負けたいの?」と言われてもしょうがないかと思います。
低コストが高コストと対峙し、噛まれたのでE覚醒を連打、泡沫の覚醒を終えてしまう…
コスト差による基本スペックで負けており、更に相手はまだ覚醒を控えている・またはFかS覚醒の真っ只中
切り札を雑に切った上まだ相手の独壇場に荒らされる、この後どう試合を覆すのでしょうか…
今抜け覚醒に頼っているプレイヤーの方は受動的に覚醒するのではなく能動的に覚醒を使い、"能動的"に使う覚醒の勝手を把握して行くいいかと思います。
まずE覚醒通常覚醒の恩恵を存分に受けるつもりで相手とのドッグファイトの終盤(つまり、お互いブーストがないタイミング)で使ってみましょう。
そこで1ダウン取れれば本来取られていたかもしれなかった150ダメージを取られずに済み、さらに覚醒の補正も入ったダメージで200こちらが取れるとしましょう。
単純にこの時点で相手チームと実質350ものアドバンテージを獲得したことになります。(取られなかった150+こちらの取った200)
いわゆる覚醒絡みのデスコンボ並みの数値です。
さらに無被弾で終えることにより残された耐久での被弾蓄積、被撃墜蓄積でシステムによって溜まる覚醒をフルに拾うことができます。抜け覚醒で減る分の耐久値すら次の覚醒に回し、また同じ手法を取れれば累計で700ダメージのアドバンテージです。高コスト1機体分です。
こう書くと、考えなしの抜け覚醒でどれだけ勝ちへと遠ざかっているかわかるかと思います。
どのキャラクターでもある程度能動的に覚醒を使い、流れをこちらに引き寄せることは可能です。筆者のオススメはトールギスIIです。良好な機動性と素直な武装で非常にドッグファイトをこなしやすく、最後の一手に覚醒を使い、BD格闘でカットされづらくアドバンテージを刻むことが出来ます。もちろん単純にズンダでも安定した火力を叩き込めます。
3:プレイするに当たっての姿勢
・環境で強いと言われているキャラから比較的癖のないキャラを選択する
・真剣に1戦1戦を消化する
・真剣になりすぎない
・負けたら反省する
これは完全に筆者個人の思う理想のプレイスタイルですので差はあるかと思います。
まずは「環境で強いと言われているキャラから比較的癖のないキャラを選択する」
これはゲームの重要なノウハウを学んでいく上で"それ"が遂行(強いので択が通りやすく、実感しやすい)出来るのでかなり重要かと思います。
「あのキャラが好きだから嫌!」とか「○○(有名コテ)の○○(任意の機体)に憧れてるから○○ひたすら使う!」という気持ちもわかります。
しかしそういうプレイヤーは尋常ではない努力か類まれなるセンスの裏付けありきの強さなのでまずは素直に強いキャラクターからゲームを学ぶ事をお勧めします。
それから好きなキャラクターを煮詰めても遅くはないし、むしろ色々なキャラクター・環境キャラを触っておくことで自らの糧になります。
「真剣に1戦1戦を消化する」。
これは同じ総戦数でも勝率や階級を見比べると如何にそれが成せているかが分かります。
例えば足の止まる武装を出した隙を突かれた試合があれば次の試合でその武装を入力するタイミングを工夫してみる。とか
このゲーム上達の方程式は「質」×「量」です。
ひとつの試合から如何に経験吸収し、次に活かすかということが大切です。
「真剣になりすぎない」
筆者は過去このゲームをとても真剣にやり込み、部活同然の姿勢で打ち込んできましたが、友人に叱責されていくうちに「僕はお金を払ってなぜストレスを買っているのだろうか」と熱が冷めてしまい、一時期ゲームを引退しました。
"たかがゲームでありされどゲーム"なのです。
たまには肩の力を抜いて好きな機体を愛でるもよし。オンとオフが大切です。
「負けたら反省する」
これは2つ目と似ていますがオンライン対戦にありがちな足を引っ張られたので「助かりました」と通信を連打する、捨てゲーするなどの行為に対しての節が大きいです。
もしそういった通信を送られたら素直に今の試合の何がいけなかったか反省し、少しでも味方と共に勝利を勝ち取れる立ち回りを身につけましょう。
怒り狂って同じレベルになってしまっては正常な判断がつかなくなり、以降の勝てる試合も逃してしまいます。
私の心がけていることは以上となります。
これが少しでも誰かの糧に、またプレイヤー全体の水準の向上に繋がれば僥倖です。
アイカツスターズ!完結を踏まえて
ついに二年間の幕を閉じましたね。
この二年間私にも様々なことがありました。
辛い時も楽しい時もこの作品と共に歩んできました。
前作にあたるアイカツ!が幕を閉じた時はアイカツスターズ!の存在に胸を躍らせており、ポジティブな心持ちでしたが今回は歌唱担当の卒業等が重なりその声明を目の当たりにした当初はとてもショックでした。
しかし担当の方々の変わらぬ元気な姿や99・100話のゆめ・ローラを始めとする彼女らの未来向きの凛々しい姿に心を動かされ、今の気持ちはとても清々しく、胸を張っております。
私がこのシリーズに出会ったきっかけは、ひょんな事から当時交際していた彼女にフラれてしまい、傷心中にゲームセンターを徘徊していた頃にやたらとキラキラとした筐体を見つけて、「可愛いな」「ちょっとやってみようかな」という面白半分、もう半分は傷心により思考力の低下の為でした。
あの日あのコンテンツに出会い、徐々に"好きな事に真剣"に生きていく人の美しさ、格好良さ、また、何事にも代えがたい素晴らしいに気付かされて行きました。
そうして傷心からも立ち直り、順風満帆な女児としての活動を続けること数年、ふとインターネットで見かけたアイカツ!作中に出てくるSNSを模倣したmastodonのインスタンス「kirakiratter.com」に出会います。
当時特にSNSもやっておらず、興味本位でユーザー登録を済まし、利用者と他愛ない話で盛り上がる中、あるユーザーとの出会いが大きく私を変えました。
彼は僕と同じ九州に在住し、同人サークルの代表を務めていました。
彼が同人イベントからの帰りの際、私の地元に立ち寄っていたようでその際に実際に顔を合わせお話させていただきました。
それから数日後、私が興味本位で「こんなTシャツを着たい」との旨と共に、お世辞にもよく出来たとは言えない漠然としたイメージと共にメッセージを送りました。
すると彼は真摯に受け止めてくれ、記憶は定かではありませんがこのアイデアをブラッシュアップして同人イベントで頒布しようと提案していたと思います。それが私の大きなターニングポイントでした。
それからは私の「こういうものがあれば使いたい、欲しい」という漠然としたアイデアを評価し、サークルのメンバーとして一緒に活動しないかと勧誘を受けました。
正直私は何のノウハウも才能もないが…と困惑していました。
しかし"ゼロから1を生み出す"ことは凄く難しい、それが出来る君は凄いと才能を見出され評価され、照れくさいながらも「私にもそういう役割が持てるのか」と思いつつサークルに参加することにしました。
初めて彼に会った当時、「物を創り出すこの人は凄い、僕にも出来たら良いのにな」と思っていた事が実現しました。
彼も何かを羨望し、憧れのバトンをどこかから受け取り、僕へと手渡してくれたのでしょうか。
彼のお陰で私の世界は広がり、稚拙ながらもこれまでのいち消費するだけの所謂"オタク"に留まらなくなりました。
アイカツ!という作品を通じて様々な事を学び、様々な出会いがあり、ここまで作品さながらの半生を歩んできました。ファンの皆さんが"人生"と形容する意味が分かります。
辛く苦しくとも自分の目指す憧れのため、それを乗り越えて行く姿は何人たりとも馬鹿に出来ません。それがどんな"コト"でも。そして必ずそれを見て心を動かされる人は少なからず存在し、また次の憧れを生むものと私は信じています。
自分語りが長くなってしまいましたがアイカツスターズ!完結 本当におめでとうございます
制作に携わった全ての方へありがとう、お疲れ様でした。最高の最終回でした。
ハルカ☆ルカ、S4入りおめでとう、俺はずっとお前を応援していた、これから舞組を引っ張っていってくれ
そしてアイカツフレンズ、ドーンと来い!
ディアステージ体験記【前編 1日目】
いくつかの方に触発され、ブログを開設したはいいが特に記す事が思い浮かばないので記憶の限りに下記リンクから閲覧することが出来る私が初めて秋葉原にお店を構えるDearStageに立ち入ったお話を詳しく書こうかと思います。
お付き合い頂ければ幸いです。
https://twitter.com/kanzaki0813/status/971082604408594433?s=21
まず初めに、私はアイカツシリーズのファンを4年程続けており、神崎美月、そしてその歌唱を担当するささかまリス子さんのファンです。
特に行動力もないので地元でアニメを観、ゲームを遊ぶ位の普遍的な消費しかしないファンであり、作品に携わった人間をこの目で見るなんてこの先一生だろうな、と思っているような人間でした。
しかしある時にある人物に出会い、代表を務めるサークルに招かれ創作活動をさせてもらい、曰く、「1を2にするのは簡単、ゼロから1を生むのは難しいよ」と私の小さな才能を買って頂き、代表の手回しもあり行動力も伴ってきた頃のお話です。
2018年3月3日
私は同人サークルのメンバーとして、翌日に控えるアイカツ!オンリーイベントの為都内へと来ていました。
前日ということもあり滅多に会えないフォロワー達と遊ぼうということで秋葉原をぶらつき、ゲームセンターでフォロワーと共通の趣味であるゲームで遊び、とても楽しいひとときを過ごしていました。
ふとした瞬間にスマートフォンがやたらと何かを通知しているのが目に入りました。
『りすこさんいるよ』の文字。
ゲームセンターにたどり着く前に数人のフォロワーがディアステージに行ってる模様をTwitterのタイムラインで見ており、そのメンバーからのリプライでした。僕は内心「いやいやwそんな都合良いことないでしょ、とりあえずアイツ釣ろうって魂胆でしょw」と、前述したようにアイカツに携わった人、歌唱担当に会えないまま終わってしまうんだろうなという強迫観念に半分囚われて信じる事が出来ませんでした。
少し心にモヤモヤとした何かを抱え僕はフォロワーと共にゲームセンターを出ました。
おもむろに財布を確認。一応お金はある。
半信半疑のまま僕はサークルの代表にメッセージを送り、返事も聞かずフォロワーの先導の元ディアステージまで連れて行ってもらいました。
店舗へ距離が近付くと共に歩調と鼓動が早まっていたと思います。
日も沈んでおりネオンがピカピカと光る分かりやすい建物を見つけるやいなや無我夢中でドアを押し開けました。
「いらっしゃいませ〜、はじめてー?」
入店してすぐにキャストの子に声を掛けられました。
「はい、初めてです、これ」
事前に聞いていた入場料を手渡す。
すると店舗の説明が始まった
「これがなんとかかんとか〜」
正直(いいから早くしろ)としか思っていませんでした。
一通り説明を聞いたあと囃し立てるように僕は「あの、リス子さんのファンなんですけど、いま知り合いから連絡があっているからこいって言われて来たんですけど」と、お前に興味はないから推しを出せと言わんばかりに。
するとキャストの子は「おっ、そうなの?リス子さんならあそこにいるよ!ほら私なんていいから行っておいで!」と指を指す。
ふと目をやるといつも画面を介して平面でしか見てない憧れの人が確かに"そこ"でお客さんと談笑していました。(キャスト…お前なんていいやつなんだ)と思いながらぺこりと一礼、早歩きで彼女の元へと向かいました。
「り、リス子さん!」
お客さんとの談笑を終え踵を返しバーカウンターへと向かうリス子さんへ確実に届く様に緊張でこわばった喉から精一杯声を上げました。
その声に反応し、長い髪をフワリとなびかせてこちらを振り向き可愛らしく笑顔で首を傾げるリス子さん。
呼びかけたはいいが第二声を考えていない・緊張が最高潮に達し「あの、ほ、本物ですか!!」とよく分からない質問を投げかけてしまいました。
すると周囲のキャスト、お客さん大爆笑。「これ偽物だよ!」など囃し立てる中でリス子さんもひとしきりおかしそうにした後「本物だよ」としっかり返答。その返答や時間の経過で徐々に事態を把握して「うわあ…すげえ……すげえよ…やっと逢えたんだ……僕、リス子さんのファンで、ずっと会いたかったんです!!」と感嘆の声を上げる。
するとリス子さん、少し驚いているような感じで反応。
「武道館後に来てくれた感じかな?」という旨の質問。
残念ながら私は武道館ライブに行っておらず、今回の遠征は二次創作のイベントの為。しかし流石にそれを話すのは不味いかなと思い、仕事で行けませんでしたと返しました。
リス子さんはカウンターの奥へ。
この辺りから目の前で起きている事態の凄さに足や手が小刻みに震え始めたと思います。
初めて来店することを知ったお客さんの1人が「携帯サイトの登録をしておいた方がいい」というので話半分上の空で携帯端末を取り出してガタガタと震えていました。
ドリンクの提供かなにかが終わったのかリス子さんはまたこちらへ出て来ました。
「止まんないんすよ、止まんないんす」と警察24時の脱法ハーブ男並の感想と共に震えの止まらない両手を見せる。
「そんなに喜ばれるとこっちまで嬉しくなるなぁ〜」とリス子さんは笑顔で言う。
そしてお店のシステムをよく聞いてなかったので改めて質問を兼ねて芸能人と遭遇した田舎者オーラ全開で「ここって握手とかってダメなんですかね?」と質問、なんか雰囲気でダメなのはわかってるけどやっぱり言ってみたいですよね、芸能人に会ったら。
すると「あっそっか初めてだもんね、じゃあ説明するね」とリス子さん直々にお店のシステムを説明してくれました。(さっきのキャストなんかごめん)
正直リス子さんに説明を受けるだけで入場料に対してとてつもないお釣りが返ってきた気がして仕方ありませんでした。
一通り説明してもらったのでお礼をし、一旦落ち着こうと思い説明の中にもあった携帯サイトの登録を進めることに。
この辺りでリス子さんは別のフロアへ。
ポチポチと登録を進めているとリス子さんは1階へ戻ってきました。
するとキャストの子が僕の端末にぶら下がってるアクリルキーホルダーを見て
「あ!リス子さんこれみて!」と声を上げる。
少し前に手に入れたリス子さんのアクキーだ。
「あーこれクリスマスのだよね!」とリス子さん。
「待ち受けもですよ!あ!リュックもすごい!」とキャスト。
僕の後ろへ回り込みリュックをマジマジと見るリス子さん。「本当だ美月ちゃんがいっぱい!あ私もいるw」
承認欲求の満たされ方の質が高過ぎてどうにかなりそうでした。
リス子さん、オーダーかなにかのためにスススっとカウンターへ。
するとキャスト「リス子さんのどういうところが好き?」と質問してきた。
「美月推しなんですけど、美月に相応しい女王たる立ち振る舞いがかっこいいのと、あと失礼かもしんないですけどオフの時ものすごくアホっぽそうなとこです」と答えた。これは本当に僕が思っている事だ。誰がなんと言おうとそのポンコツ気味な匂いが魅力なんだ。
なんとキャスト曰く間違ってないそうだ。「そういう可愛いとこあるよ」と。
作業を終えたリス子さんがこっちに戻ってきてくれた。
やはり多少なりとも気を遣ってお話しに来てくれたんだろうか。
「あの、元々美月推しだったんですけどある時にリス子さんを知ってからずっとカッコイイな綺麗だなって思って好きだったんですけど、写真で見るよりずっと綺麗で可愛いですね!髪のツヤとか凄いです!」というとリス子さんは照れくさそうに髪の毛をいじいじしていました。私は入場料に対してどれだけお釣りを貰うのか。
しばらくして落ち着いてから1人でカシスソーダ*1を飲んでいると肩を叩かれました。振り向くとフォロワーの絵師さんでした。
「お疲れ様です、後ろで見てましたけど死ぬんじゃないかな…って思ってみてました」
1番推してるアイドルと1番推してる絵師に会えてもう明日死ぬんじゃないかな僕は、と幸せを噛み締めました。
しばらくその絵師さんとディアステージは"ヤバい"という話で盛り上がりました。
それからひとりで呆然と立ち尽くしていると上のフロアから別のフォロワーがやってきました。
安心感で気が緩み、何気ない会話や接近がどうだったかだの会話しているとリス子がスーッと通り過ぎました。
するとフォロワー「リス子さーん!こいつ!地方からきたリス子さんのファンだよ!」と援護射撃でリス子さんをこちらへ引き寄せる。
「うん!さっきお話したよ!」
VSシリーズ*2においてガンダムエピオン*3が最も性能を発揮する距離以上の近距離*4に3回もリス子がいることに感動しつつ(時間もチャンスもそろそろかな…)と直感が告げるので意を決して
「そういえばどうしても伝えたいことがありました」と切り出す。
「今まであんまり身だしなみとか気にせず普通だったけどリス子さんに憧れて初めて髪の毛染めてみたりしたんですけど楽しいですね、それと武道館行けなくてごめんなさい。ずっとリス子さんのことが好きです。これからも応援してます、頑張ってください。」
そう伝えるとリス子さんは「ありがとう」と聖母のような微笑みで真摯に受け止めてくれました。
物凄く照れくさくて、良かったな、というフォロワーの背中に隠れたかったです。
リス子さんも行ってしまったので、店舗の外で煙草を吸いながらうわの空で出来事を思い返し、謎のノスタルジーに浸って、お店を後にしました。
後編に続きます。
https://ichizu-moonlight.hatenablog.com/entry/2018/03/31/022454